この利用規約は,カウンセリングオフィス彩が提供するサービスについて,利用者と当オフィスの権利・義務を明確にするものです。
第1条(適用と文書の関係)
- 本規約は,カウンセリングオフィス彩(以下「当オフィス」という。)が提供するカウンセリング,心理検査,心理所見その他これらに付随するサービス(以下「本サービス」という。)の利用条件を定めます。
- 個別に書面または電磁的方法で合意した事項が本規約と異なる場合は個別合意を優先します。個人情報にはプライバシーポリシー,遠隔固有事項には遠隔カウンセリングご利用案内を適用し,本規約とともに契約内容を構成します。倫理綱領は当オフィスの専門倫理上の行動基準です。
第2条(定義)
- 「利用者」とは,本サービスの利用を申し込み,または利用する本人をいいます。「保護者等」とは親権者その他法定代理人をいいます。
- 「遠隔カウンセリング」とは,Zoomその他当オフィスが指定または合意した通信手段による心理支援をいいます。
- 「AI処理」とは,生成AI,自動文字起こし,要約,分類,予測その他機械学習等による自動処理をいいます。
第3条(サービス内容)
- 当オフィスは,心理状態の把握,心理に関する相談・助言・援助,関係者への相談・助言,心の健康に関する情報提供,心理検査および個別合意した心理所見の作成等を行います。
- 心理所見は臨床的支援を目的とするもので,医師の診断書,法的鑑定書,裁判用意見書その他当オフィスが提供対象外とする文書とは異なります。提供可否,目的,範囲,料金および納期は事前に個別合意します。
第4条(医療・緊急対応ではないこと)
- 本サービスは医療行為ではなく,診察,医学的診断,投薬,診断書作成または救急対応を行いません。効果には個人差があり,特定の結果を保証しません。
- 自傷・他害,差し迫った希死念慮,重篤な精神・身体症状,虐待その他緊急性が高い場合は,119,110,主治医または地域の公的相談窓口等を利用してください。
第5条(申込みと明示的同意)
- 利用希望者は所定の申込フォームに真実かつ正確な情報を入力し,利用規約,遠隔カウンセリングご利用案内,プライバシーポリシーおよび標準情報処理説明票を確認したうえで,要配慮個人情報の取扱い,録音・録画,自動文字起こし,AI補助処理ならびにカウンセラー補・研修中の者の参加を含む必須の同意欄に自らチェックして申込みます。
- フォーム送信は申込みの受付であり,予約または契約の成立ではありません。チェックがない場合,または説明が必要な重要事項が未確認の場合,当オフィスは申込みを受け付けません。
第6条(契約成立)
- 当オフィスは申込み内容を確認し,受理可否,日時,方法,料金,支払期限および必要書類を提示します。利用者がこれらを了承し,入金が確認され,当オフィスが予約確定通知を送信した時点で,当該予約に係る個別契約が成立します。
- 継続面接も原則として各回ごとの予約契約です。自動更新,定期購入または最低利用回数はありません。
第7条(申込みを承諾しない場合)
- 虚偽・重大な記載漏れ,本人確認不能,規程への不同意,緊急性,安全な支援提供の困難,提供範囲外の依頼,反社会的勢力との関係その他合理的な理由がある場合,申込みを承諾しないことがあります。可能な範囲で理由を説明し,必要に応じて他機関を案内します。
第8条(未成年者等)
- 18歳未満の利用者は,原則として保護者等の事前同意が必要です。当オフィスは保護者等の本人確認,同意書,事前面談または連絡を求めることがあります。
- 本人にも理解可能な方法で説明し,可能な限り本人の賛意を得ます。安全や本人の最善の利益のため情報共有が必要な場合は,対象と範囲を本人および保護者等と協議します。
第9条(通院中の利用と主治医連携)
- 通院中または主治医がいる場合,利用者は申込み時に申告してください。公認心理師法第42条第2項および運用基準の趣旨に従い,必要な場合は,原則として利用者の理解と同意を得て主治医の指示または情報提供を求めます。
- 主治医との必要な連携が確保できず安全・適切な支援が困難な場合は,開始を見合わせ,または終了することがあります。ただし緊急時は,安全確保のため必要最小限の連絡を行うことがあります。
第10条(カウンセラー補等)
- カウンセラー補または研修中の者の陪席・担当は,当オフィスの標準的な支援体制に含まれます。当オフィスは,実際に参加する者の氏名または役割,資格・訓練状況,参加形態,監督者,責任体制および情報取扱いを事前に説明します。
- 利用者から異議または配慮の申出があった場合は調整の可否を協議します。ただし,代替担当・日程または研修生が参加しない枠を保証するものではなく,標準体制を確保できない場合は申込みを承諾しないことがあります。
第11条(予約)
- 本サービスは完全予約制です。予約のない来所または連絡に即時対応する義務を負いません。
- 当オフィスは,災害,感染症,通信障害,担当者の健康その他やむを得ない事情により日時または方法の変更をお願いすることがあります。
第12条(料金と支払)
- 初回カウンセリング90分12,000円,継続カウンセリング50分10,000円です。心理検査・知能検査は12,000円から,心理所見は6,000円からとし,内容に応じた最終金額を契約前に提示します。いずれも税込です。
- 支払方法は銀行振込とし,予約ごとに指定する期限までにお支払いください。振込手数料,通信費その他利用者側で必要となる費用は利用者負担です。期限までに入金を確認できない場合,予約を確定せず,または取り消すことがあります。
第13条(予約変更,キャンセルおよび返金)
- 変更またはキャンセルは,当オフィスが指定する方法で連絡してください。基準時刻は日本標準時とし,当オフィスが連絡を受信した時点で判断します。
- 予約日の前日のキャンセルは予約料金の50%,予約日当日および無断キャンセルは100%です。それより前のキャンセル料はありません。やむを得ない事情がある場合は個別に確認します。
- 利用者側の通信環境,機器,設定,失念,寝過ごしその他当オフィスの責めに帰さない事情による遅刻,中断または実施不能は,原則として利用者都合として扱います。
- 当オフィスの責めに帰すべき事由で実施できない場合は,振替または受領済み料金の返金を行います。実施済みの役務は,性質上,原則として返金しません。
- キャンセル料の算定根拠について求めがあった場合は,法令の趣旨に沿って説明します。
第14条(遅刻,中断および終了)
- 利用者が遅刻した場合も終了時刻は原則として延長しません。開始時刻から相当時間応答がない場合は無断キャンセルとして扱うことがあります。
- 利用者はいつでも中断または終了を申し出ることができます。当オフィスも,安全,支援の適切性,信頼関係または環境上の合理的理由がある場合,中断,終了または他機関紹介を提案することがあります。
第15条(遠隔カウンセリング)
- 遠隔カウンセリングには,別掲の「遠隔カウンセリングご利用案内」を適用します。利用者は,安定した端末・通信,第三者に聞かれない場所および必要な機器を自己の責任と費用で準備します。
- 運転中,移動中,公共の場所,無断の第三者同席その他安全または秘密保持が困難な環境では実施しません。通信断時は,再接続,登録電話への連絡,中止または振替を協議します。
第16条(対面カウンセリング)
- 対面カウンセリングを開始した場合,利用者は指定場所の利用条件,予約時間,近隣および施設管理上の注意に従います。実施場所の安全とプライバシーを当オフィスが事前に確認します。
第17条(守秘と例外)
- 当オフィスは,正当な理由なく利用者の秘密または個人情報を第三者へ開示しません。ただし,本人同意,法令上の義務,生命・身体・財産への重大な危険,虐待,主治医等との安全上必要な連携その他正当な理由がある場合は,必要最小限の範囲で情報を共有することがあります。
第18条(記録と保存)
- 支援,安全,法令遵守および説明責任のため,セッション記録,同意記録,連絡履歴その他必要な記録を作成します。通常記録は,原則として最終相談日または最終対応日から5年間保存します。録音・録画と未確定の文字起こし・AI中間データは,原則として作成日から6か月以内に削除し,担当者が確認・修正して確定した情報には通常記録の保存期間を適用します。
- 記録は当オフィスが管理するGoogleドライブその他承認済みの環境に保存し,最小権限,多要素認証,共有制限その他の安全管理措置を講じます。事務担当者は,予約・連絡・会計に必要な情報に限りアクセスし,臨床記録本文,録音・録画およびAI処理用データにはアクセスしません。
第19条(録音・録画・文字起こし)
- 当オフィスは,記録作成,支援内容の確認,品質・安全の確保,スーパービジョンおよび研修のため,原則として各面接を録音・録画し,自動文字起こしを行います。これらは標準的な利用条件に含まれ,目的,範囲,アクセスできる者,保存期間および削除方法を申込み前と初回面接前に説明して明示的同意を確認します。
- 録音・録画と未確定の文字起こしデータは原則として収録日または作成日から6か月以内に削除します。研究,学会発表,出版,広告その他外部公表への利用は標準同意に含まれず,別途同意を得ます。
- 利用者による録音,録画,撮影,スクリーンショット,文字起こし,第三者への共有または同時視聴は,当オフィスが事前に承諾した場合を除き禁止します。
第20条(AI処理)
- 当オフィスは,AIだけで診断,心理査定,危機評価,支援方針,終結または利用可否を決定しません。最終判断は担当カウンセラーが行います。
- 当オフィスは,記録案作成,要約,情報整理,スーパービジョン準備その他の臨床補助のため,承認済みのAI・自動処理サービスを標準的に利用します。サービス名,提供事業者,目的,対象データ,学習利用,保存期間,国外処理,削除方法,主なリスクおよび人による確認方法を申込み前に標準情報処理説明票で明示し,初回の包括的同意に含めます。必要事項が未確定または確認できないサービスでは識別可能な情報を処理しません。
- AI出力は担当者が原資料と照合し,誤り,作話,省略および偏りを確認・修正します。AI利用に同意しない場合または将来に向けて撤回する場合は調整可能性を協議しますが,標準的な記録・監督体制を確保できないときは,申込みを承諾せず,または支援方法の変更・終了をお願いすることがあります。
第21条(個人情報)
- 個人情報の取得,利用,第三者提供,委託,国外処理,安全管理,保存,開示請求,Cookieおよびアクセス解析は,プライバシーポリシーに従います。
第22条(研究,教育,事例利用およびスーパービジョン)
- 内部スーパービジョンおよび従事者・研修生の内部研修は標準的な支援体制に含まれます。研究,学会発表,外部教育,事例公表,出版,広告または外部スーパービジョンへの協力は任意です。目的,利用範囲,匿名化,公表,AI利用および撤回条件を説明し,別途の同意と必要な倫理審査を得ます。不同意または撤回により通常の支援で不利益を与えません。
第23条(禁止事項)
- 虚偽情報,なりすまし,予約枠・URLの譲渡,無断録音等,資料の無断転載,違法行為,暴言,脅迫,差別的言動,性的言動,つきまとい,ハラスメント,業務妨害,飲酒・違法薬物の影響下での参加その他安全または権利を損なう行為を禁止します。
第24条(利用停止・契約終了)
- 利用者が本規約に違反した場合,または安全・適切な支援の継続が困難な合理的理由がある場合,当オフィスは,相当な範囲で注意,その回の中止,今後の受付停止または契約終了を行うことがあります。緊急の場合を除き,可能な範囲で理由を説明し,必要な引継ぎを検討します。
第25条(知的財産)
当オフィスまたは正当な権利者が提供する資料,ワークシート,画像,動画その他の著作権等は各権利者に帰属します。利用者は私的利用の範囲を超えて無断で複製,転載,配布,公衆送信または改変できません。
第26条(免責と損害賠償)
- 当オフィスは,本サービスの特定の結果を保証しません。当オフィスの故意または過失による責任を一切免除するものではありません。
- 当オフィスが損害賠償責任を負う場合,故意または重大な過失がある場合を除き,直接かつ通常の損害を対象とし,当該個別契約で受領した料金額を上限とします。法令上この制限が無効となる場合は法令に従います。
第27条(反社会的勢力の排除)
- 利用者は反社会的勢力に該当せず,関与しないことを表明します。違反が判明した場合,当オフィスは催告なく利用を拒否または契約を解除できます。
第28条(規約の変更)
- 当オフィスは,民法その他関係法令に従い,本規約を変更することがあります。変更内容と効力発生日を事前にウェブサイトその他適切な方法で周知します。利用者の権利または契約条件に重要な影響がある場合は,必要に応じて個別に説明し,同意を確認します。
第29条(苦情・問い合わせ)
- 苦情,規程,個人情報または本サービスに関する問い合わせは,info@counseling-irodori.jp で受け付けます。苦情申立てを理由に不利益に取り扱いません。緊急連絡には使用できません。
第30条(準拠法・協議・管轄)
- 本規約は日本法に準拠します。疑義または紛争が生じた場合は誠実に協議します。協議で解決しない場合,千葉簡易裁判所または千葉地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。ただし,消費者契約法その他の強行法規に反する場合は法令に従います。
制定日:2026年4月1日
最終改定日・施行日:2026年9月1日